2016年03月21日

北海道発の地方創生特区構想

地方創生特区構想「スマートアグリタウン/ハイセルシステム・バイオ農工業」
北海道ハイセル牧場訪問

今後は農業関係、環境関係、北海道技術研究関係の学会や、日経スマートシティシンポジウムなどへの投稿にもチャレンジしてゆく所存です。関係者の皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 頓首

本日(3月21日)、株式会社JSDハイセル代表取締役の佐藤二三夫様が、わが恩師の元産総研北海道部長だった佐山先生(お父様は元北大工学部長で北海道の炭鉱鉱物資源工学の創始者、北大工学部の功労者とされる)と、元ハイセル取締役の茂木様とともに来社されました。積年の思いをお聞きして大変感銘致しました。北海道開発技術センター(dec)技術資料VOL. 0027(2015)「ハイセルシステム・バイオ農工業/「スマートアグリタウン構想」調査研究」に共同執筆した仲間です。今日は弘法大師空海のご入定された正御影供の縁日にあたるのも奇遇です。

現在は、「地方創生特区」(農水省管轄)申請中とのことで、農水省資料と三菱総合研究所の調査報告書「国家総合戦略・地方創生バーチャル特区構想提案書について」をいただきました。すでに地方自治体、北海道庁、地方議員はもとより、国会議員クラス、大臣クラス、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員、経済財政諮問会議有識者議員への折衝も行っているとのことで、かなり実現性の高いイノベーション計画になっております。

イノベーションの目標は、CO2削減と地方活性化です。牛牧場の糞尿から出るバイオガスを直接利用また水素変換して利用し、またトウモロコシバイオエタノール生産を行い、再生可能エネルギー利用、自然エネルギー利用を行います。一方でハイセルシステムにより生産される飼料による牛の活性化や、肥料による土壌改良も有力なイノベーションです。
TPP対策として輪作試験にもなりますし、付加価値を高めるものです。さらには都市近郊農村(アグリタウン)として、管理をIT化し、医療福祉施設を充実させ、タウン内移動システムを構築し、観光や直接販売も含めた農業の6次産業化という目玉もあります。



posted by きんちゃんブログ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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