2009年03月06日

ネットの功罪

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 昨年暮れから、ネット碁、東大都市工学SNS、ミキシーと順にハマってしまって、すっかり生活規則が狂ってしまった。北海道に住んでいると、東京や関西など全国の人たちと交流する手段としてネットを使わざるを得ない。貴重な情報源である。ネットの使用はPCの立ち上げに時間がかかったり、画面が重くなって遅くなったり、キーワードの間違えがないように下調べしたりと、大量の時間を浪費する。おまけにネットを使いだすと、どういうわけか迷惑メールが増えていく。海外ネットやミキシーなどでは、あやしい業者がコメントアップから本人を特定する秘術を持っているのだろう。徹夜してしまうことにも慣れてしまって、時々、日付や曜日を間違えることもある。これはなんとかしなければ、体を壊してしまう。さて、以下に昨年暮れからのネットを、ツリ(誘引)の問題、不特定多数制の問題、成功例と失敗例など、総括してみたい。

(1)ネット碁

 日本棋院「幽玄の間」に2ヶ月ほどハマッた。日本棋院さんには色々とお世話になっているし、それなりにネームバリューがあるために、善意あるいは営業上の期待感を抱いていただいて、やる気に火をつけられる。むしろそれが、負担となり生活が崩れてしまうのである。やっと7段になって喜んだと思ったら、今度は6段に落ちると勝つまで打ち続けてしまうようになり、結局登録抹消を繰り返した。

@このサイトの場合は無料会員であれば、それほど誘いがなく、ツリに引き込まれることはないが、有料会員になると最初は楽しくていつのまにかツリに巻き込まれる。

A相手が不特定多数という怖さは特に韓国サーバーで体験した。パチンコしながら対局していたり、2時間も終局拒否をされたりした。数えて勝ってる碁でも終局不同意で5局ほど投了した。海外サーバーでの対局は要注意である。

B最後に事務局に散々不満を言ったら、事情を聞いてくれた。私の場合はあまりツリ込まずに、週5局くらいのペースでゆったりと打たせて欲しいし、会社の仕事があって対局感覚が薄れているときの調整にも使いたいなど、自分の状況を率直にメールした。その後また入会したが、今度はツリの強度が弱くなってマイペースで打てるようになった。対局数は少ないが、自分としては有効に活用でき、現在でも登録は続いている。

C「幽玄の間」は多くの苦渋を経験してやっと、サイト側と利用側のペースができた成功例のひとつである。もっとも今のところ......だが。


(2)都市工学SNS

 こちらは、主催者や中心メンバーが懇意なので、内容も濃く、気兼ねなく利用している。特に主催者がIT企業社長であることは心強い。メンバーがそれぞれ要職にあるために、国家論、経済論、国際情報、新技術情報などが飛び交っている。

@このSNSは非常に有効に利用している成功例であろう。やはり学生時代からの友人というのは心強いものである。主催者と友人に感謝したい。

A時々失敗するのは、気を許してコメント文章が長くなってしまい、それがお互いに拍車をかけてしまう点くらいだろうか。結局、仕事が忙しくなるとクールダウンすることになる。

B内容が高級なために、それを知りたがったり、のぞきたがる地元の知己に羨望を受けるのは、いささか負担だがしょうがあるまい。


(3)ミキシー

 これはリスキーな場所であるが、マナーの改善とコミュの専門化、特異化がすすでいるようである。知己も確かにいるがほとんどは見知らぬ不特定多数でのコメント交換は、相手の性格がわかるまで時間がかかることが多い。必要なコミュニティだけに絞りこんで使うことがポイントであろう。

@ミキシーには2チャンネル利用者も多く、彼らは省略英文や絵文字や顔文字などの使い方にも慣れた会話型のコメントをする。ただ、内容的にはストレスのはけ口をぶつけたり、批判的なスタンスのものが多い。最近は誹謗中傷などはないが、間違って不特定多数コミュでコメントしてしまうと、それが気になってしまって続いてしまう。自分もストレスを与える場面もあれば、相手からストレスを受ける場合もある。なるべく落ち着いた時にコメントした方が良い。また、場荒らしというか、場違いコメントはスルーして無視する傾向もでてきている。

Aミキシーでは、内容のあるコメンテーターにツリがかかることもある。内部者が閲覧しながらしかけてくるのだろう。ミキシーのツリはとてもきつい。アクセスしなければメッセージが来て、その内容が緊急性や重要性などを含んで、巻き込まれてしまう。またアクセスしないでいるとコミュニティは滅茶苦茶に荒らされる。久しぶりにコメントしてみるとあまりに風変わりな人と真面目に相手させられてしまう。お人よし役になるしかない。しかも、私を評価する方々はサイレントマジョリティで誰もコメントしない。ちょっと錯誤したコメントをすると、クレーマーたちの格好の餌食になるわけである。最後にはこちらも疲れてきてコメントが雑になると、「そのお人良しや慈善事業の押し付けは慈悲ではない。カッコつけるのもいい加減にしろ。」といじめみたくなってしまう。早めに謝罪し、(笑)の一言を入れることがコツのようである。

B結局、参加者の多くは皆、おいしい情報が欲しいのであり、ストレスをぶつけられる悪役を探して正義のコメントをぶつけることを求めているのである。誰かがミキシーのことを「悪貨が良貨を駆逐する」と文字ったことがあった。内部関係者は必死で雰囲気作りをしているようであり、ツリを感じることも多い。結局は参加者の質次第である。学問研究系コミュでは、かなり博学な方が会話をリードしたり、高いレベルのディベートが行われるときもある。目的とする非公開コミュを利用したかったのだが、余計な不特定多数コミュに巻き込まれて、結局はダウンしてリタイアということになった。

Cコメントする習慣がついてしまうとなかなか抜け出せない。前よりもマナーが良くなっていることは確かだが、まとまなトピックよりもひねったトピックが多く、真面目に議論しても答えが出ないものが多い。だからコメント数が増えるともいえる。しかし話が堂々巡りしだすとばかばかしくなることもある。大多数コミュ、宗教や信条、哲学系のコミュは要注意である。アクの強い人もいれば、なかなかの聖人もいるからである。聖人を傷つけると自分に降りかかる。また偽善者に気づかないこともある。数年前には新興宗教系の方々が伝統宗教のサイレントマジョリティの前でコメントを独占していたが、最近は伝統宗教の方々もかなり参加し、レベルの高い専門的な議論が多いようである。ただ、専門化が進むことによって、学際的、多角的な議論ができにくくなっている。宗教系に限らずどのコミュも同じような傾向があると言える。

Dミキシーで便利なのは、イベント情報が得られることだろう。最近は広告トピの営業性をそれほど厳密に問わなくなった。元来は営業トピは禁止であるが、有料であっても貴重なイベントはどんどん公開して欲しい。

Eミシキーの長所は参加者の多さ(数百万人)にあるのだが、逆にこれはリスクとも言える。知人同志や特定のサークルのために利用するためには、厳格な登録審査を要する非公開コミュニティがいいだろう。それでも、日誌を詐称していかにも内部者の顔をして非公開コミュに潜入してくる輩もあるようだから、やはり怖い。最近では自分でSNSを作ることもできるし、やはりMLを組むのが最も良い方法である。


これからは、仲間内のサークル的なSNSが流行るだろうし、特定目的のSNSの必要度がましてくるだろう。数百万人の衆目にさらされるような大規模SNSはコミュ管理人やコメンテーターの負担が多い。MLを組むのが一番だろうし、掲示板スタイルやブログスタイルと併用すると良いだろう。さらに言えば非公開方式、暗証番号アクセス方式がだとさらに情報セキュリティが高くなるだろう。

ネットは、時間がかかり過ぎるし、目に良くないし、運動不足になるし、結局は孤独な作業である。一日のうち1時間くらいの利用が理想である。さあ、バーチャルライフはごく一部にしてリアルライフを楽しもう!!
posted by きんちゃんブログ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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