2008年10月24日

「子供囲碁教室」&「地球環境問題」&「経済危機」三大話

色々と最近の自分の仕事の関心から.....

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☆子供囲碁教室  (新規生徒募集中!!)

子供教室2007.JPG


 今週月曜日に新聞チラシを出して、新規の生徒(子供、婦人)を募集中です。チラシをご持参の方は一ヶ月無料体験受講ができます。講座は対局を中心に進められますが、日本棋院の「囲碁未来教室」を併設して、囲碁未来の問題を考える時間と指導碁をカリキュラム化するように考えております。午前中は問題添削&指導碁、午後は子供交流対局&個人指導、と分ける案も検討中です。現在は、小生が普及指導員として指導しておりますが、もう一名アシスタントの佐藤さんが普及指導員を申請中です。

 昨今の囲碁界、特に若年層については、「ヒカルの碁」の大ブーム世代が中学生、高校生となり、小学生が減少傾向にあります。入門して来る小学生はもう「ヒカルの碁」を知らない世代となりつつあります。ただ、お母さんが熱心に再放送やビデオを視聴している方がいたりして、まだ記憶にあるようです。また棋力につきましても、高校生世代が突出しているのに対して、中学生世代はやや層が薄いながらも強い子が残っていますが、小学生世代の全体数や突出する子が目立たなくなってきており、対策を考えているところです。

 日本棋院本院でも、漫画大賞の企画や様々な啓蒙著作を奨励しているようですが、まだ大ヒットは生まれていないという状況です。やはりTVなどのマスコミの影響が大きいようです。実は、前回の「ヒカルの碁」ブームを生んだ社会背景にも「失われた90年代」の不景気があったのです。囲碁は不景気の時ほど客足が増えると言われます。これほど安価で、コミュニケーション力や思考力、感情表現力、などを発揮できる場がないからでしょう。「不景気の時は、神社仏閣、囲碁教室」といったところでしょう。そういう背景を考えますと、新しいブームのきっかけがあるようにも感じます。

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☆地球環境問題(仙台講演会迫る!)

fig6-3.gif

「環境と融雪技術の動向」
http://www.ieiej.or.jp/info2008/09/e06.html

@エネルギー危機をどう乗り越えるか
A新エネルギーの展望
B融雪の基礎理論
C融雪システム

講演者  北海道融雪研究所 岩本欣也
     http://www.momo21.co.jp/tech.html


主催  (社)電気設備学会東北支部
       http://www.ieiej.or.jp

共催  (社)日本電設工業会東北支部
    (社)建築設備技術者協会東北支部                 http://www.jabmee.or.jp/kousyuu/touhoku/1010_746.php
    
    (社)日本技術士東北支部電気電子部会

申込先 (社)電気設備学会東北支部 事務局 (FAX受付)
       TEL 022-296-2111(内3503) FAX 022-296-2157


 仙台講演会の資料がほぼ完成しました。60ページにもなってしまい、会場で配布する省略版をどうするか、ページ選定に苦慮するところです。日本という国は石油資源の99.7%を輸入に依存している一方、国内エネルギーの半分近くを石油に依存しているというアキレス腱を有します。韓国も同じ事情を有しますが、GDPなどの経済規模から考えると、世界で特異な先進国であると言えます。これから日本が世界をリードできるのは、環境技術の先端を抜きん出るしかありません。もう一方で、資源再生や農業新生など次世代型の社会システム、経済システムの構築にも日本らしい智恵が求められています。

 さて、技術分野で最も重要だと言われているのは、「クールアース50へのイノベーション21項目」に則って順にいくつか挙げますと、

@高効率石炭火力発電  CO2排出量が激減するIGCC(石炭ガス化によるガスタービンと蒸気タービンの複合発電)は、最も重要な国策とされます。石油資源は中東地域に半分以上を依存せざるを得ないのに対して、石炭は世界に広範囲に大量に埋蔵し、可採年数もまだまだあるからです。また、日本国内で閉山した炭鉱の再生産も石炭価格の動向によっては可能性があります。石炭というといかにも排気ガスで環境が破壊されるというイメージがありましたが、現在の日本の技術はほとんど環境負荷のないレベルの石炭火力発電を可能にしております。

A二酸化炭素回収、貯留(CCS) 経済活動を抑制することなくCO2排出量を削減するために、CO2の回収方法の開発が進んでおります。特に工場や発電所などの大規模施設では効果が大きいようです。

B革新的太陽光発電  太陽電池の開発は急ピッチで進んでおります。素材面、生産加工方法、設置工法、周辺機器など、様々な面での効率アップとコストカットをして、石油発電コストに近づける努力が日進月歩で積み重ねられております。特に昭和シェル石油や新日石などの石油元売会社が積極的なのには、とても興味深いものがあります。すでに実現が決まっているのは、大阪府堺市コンビナートでの大規模太陽光発電施設建設(関西電力)、川崎市臨界部での大規模太陽光発電施設建設(東京電力)などです。その他、国による住宅用太陽電池設置への補助制度が復活します。「次世代太陽光発電」と呼ばれる技術で注目されているのは、薄膜太陽光電池材料開発(化合物系)、薄膜発電プロセス開発(プラズマなど)、極薄膜型バルクSi太陽光電池開発、新型デバイス構造開発、有機薄膜開発(有機半導体、色素増感セルなど)など、さまざまなものがあります。

 最後に一言、北極の氷やグリーンランドの氷が解けてて、21世紀末に最大60cmの海面上昇があったとしても、それまでの間には様々な対応がなされますので、悲観的になるほど深刻な事実はありません。また、異常気象の問題と気候変動とが混同しがちになりますが、確かに人為活動が気候変動の要因のひとつとなっていることは事実ですが、これにはマイナス要因とプラス要因がありますので、これに対しても柔軟な対応ができると思います。また、化石燃料資源が枯渇するまではまだ相当の年数があります。石炭まで考えると500年くらい大丈夫という人もいますし、オイルシェ−ルまで含めると5000年は大丈夫という人もおります。

 もちろんこのままで良いということではありません。ピンチであることは確かですが、事実をしっかりと認識すると、悲観論が先行しすぎる傾向や、誤認がまかり通っていることにも気づきます。石油文明の次を模索しなければならないことは確かであり、それをリードできる立場に日本がいることは、「ピンチこそ最大のチャンス」という視点が重要だと思います。

 では、続きは「仙台講演会」で......


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☆経済危機について

  経済は専門外なので所感をいくつか.....。

@日本では、「株式投資家の大損」、「大手企業の資産価値減少」、「不景気が続く」、「就職難」、「銀行貸し渋り」などの兆候が出始めている程度で、まだ楽観的なようですが、ヨーロッパではかなり深刻なようです。各国政府が一丸となって対策を打ち出し火消しをした直後に、また株価が下がるという状況です。基本的には、アメリカの金融機関の不良債権がなくなるまで底が見えないということでしょう。その総額は1000兆円を越えると言われていますから、かなりのショック状態にあることは確かです。1、2年の短期間で底が見えることを期待しております。底が見えると市場は一転する可能性もあります。投資家の中には買うタイミングを見計らっている向きもあったり、このチャンスに安価な不動産を購入したり、人材を確保する動きもあるようです。日本の問題としては、中小企業の金融対策に尽きます。「晴れた日に傘を貸す」といわれるように、政府が先導しても、結局は事務上の数値目標だけに終わり、強い企業にさらにお金が回るという内情になってしまうことを危惧します。

A雇用の問題もさらに深刻となり、「格差」に対する社会不満が増大することが懸念されます。特に若い人が未来に希望を持てないことは防ぐべきです。「ピンチこそチャンス!」という逆転の発想が必要です。派遣社員問題に関して、NPOができて雇用契約上のトラブルや仕事の斡旋を始めたり、政治的ロビー活動を始めているようです。それも若い人たちが自主的に集まったと聞いて、とても良いことだと思いました。

雇用に不安を抱える若い人たちが結集して、様々な活動をすることに期待したいです。それも単なる抗議活動や司法活動ではなく、起業や生産に結びつけるとさらに良い雰囲気ができてゆくと感じました。たとえば、1人が1000円づつ出資して1万人で1000万円の資金ができます。それを元に、農地を借りたり、農家、漁師と契約して、食料の自主流通や販売を行うことができますし、都市部でチェーンショップを展開することも可能です。そのような自主努力的な活動へ若い人のエネルギーを向けるようにリーダーの方々にお願いしたいものです。確かリーダーは東大の現役学生と聞きました.....。

B格差の問題は若い人に限りません。熟年世代にも雇用が安定しなかったり、単身のままリストラされてキャリアが生かせなくなってしまった方々の問題もあります。あまりマスコミはこの熟年単身者失業の問題を取り上げませんが、かなりの数がいると推測されます。これについてもやはり連帯するNPOのような組織づくり、ネットワーク作りがとても重要だと思います。就業問題や結婚問題、余暇の共有などを目的とします。また失業者だけに限らず、働く熟年世代にとっても様々なストレスや不安に立ち向かう、ネットワークが必要な時代になっていると思います。会社の利害がからむ人間関係で解決できない問題を、違う角度の人的ネットワークから解決してゆくようなことが必要だと感じます。現代では大学同窓会などがそういう役割を果たしていますが、もう少し幅広いネットワークが必要なように思います。 


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☆ミニ話題 徒然草

@ Google検索で自分の実名を入力しますと、何件出てくるかということが話題になることがよくあります。その際に同姓同名者がかならずいるものです。私の場合は、500件ほど出てきますが、同姓同名者が4名ほどいるようです。先日、A社社長の同姓同名の方が出張の余暇に当社を尋ねて来てびっくり致しました。メールの送信者と受信者が全く同じメールって不思議ですね(笑

A 先日、昭和30年代にわが家で撮影してきた8mmフィルムのDVD版を製作し、すべてを鑑賞しました。フィルム70巻、総計6時間にも及ぶ膨大な画像が再現されました。戦後の高度成長期の街の様子や家庭の様子、職場、子供たちの姿などを見ていて、「果たして日本は豊かになったのか? 貧しくなったのか?」という驚くべき疑問を感じてしまいました。日本が戦後失ったもので最大のものは、「コミュニケーション」であると思います。親子、家族、学校、職場、地域などあらゆる場面で、コミュニケーションが欠如したり変質してしまっていることを痛感致しました。現在の日本人のコミュニケーションには、利害、損得という影が大きく、その機会もジャンル分けや専門化が進んだり、自由度が減少していることを実感致しました。昭和30年代の人々の顔色の明るさから、色々なことが伝わってきました。


子供教室で接する子供たちも、現在の不景気を通じても、環境問題にしても、「コミュニケーション」があらゆる解決策の根源にあると痛感致しました。もちろんITや通信手段もありますが、「直接、生(ナマ)、対面、言葉」というコミュニケーションです。


B 中村天風先生の著作に魅了されてしまい、安定打坐などの実践をしておりますが、技術論としては非常にすぐれた体系であるように思います。もちろん真言密教にも通じるものが多々ありますし、シンプルさが魅力とも言えます。「健全なる心は健全なる身体に宿る」というところでしょう。中村先生の「積極(せきぎょく)」という力強い信念には、輝くような明るさを感じております。

もうひとつ感じるのは、現代の日本仏教では「神(カミ)」に対する哲学や儀礼、修法、教理の伝承が少なくなっていることです。神道との共同事業も増えつつありますが、教理的に分化が進んでいる面もあるように感じます。そのネックにあるのは、「葬儀」の問題でしょう。神道では「穢れ」は扱いませんから.....。


C 先日、札幌商工会議所主催の「北の起業家道場オープンセミナー」として、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー 日本支社長の高野登先生の講演を拝聴してきました。会場は立錐の余地もないほどの満席(500人以上?)で、高野先生の明るい熱演と呼応して、新しいヒントがたくさん生まれそうな雰囲気となりました。題名は「最高のホスピタリティ「サービスを超える瞬間」の心髄に迫る」で、ここでもコミュニケーション力の大切さを痛感致しました。また企業経営者にとってのモチベーションについても色々と高野先生らしい方法論をご披露いただいて、とても有意義でした。北海道観光や地域作りに関わりますので、詳細は後日の日記で扱うことと致します。


云々.....  
posted by きんちゃんブログ at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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