2017年11月30日

天頂の囲碁7新発売

天頂の囲碁7に挑戦!!
バージョンアップ版11月17日に新発売です!
いや〜強い!!

プロと同等レベルに達しています。プロ棋士のブログでも互先で苦戦している模様が伝わってきます。
定先でやっとこさ3目負けまで頑張りました。これが今夜の最高傑作譜です。それ以外はつぶされたり、大差だったり、完敗です。この譜の序盤は、かのアルファ碁の得意とする布石として話題になった進行と同じとなりました。序盤ですでに形勢を損じましたが、耐えに耐えて最後までヨセました。

さて、このCDソフトは、お客様の島貫様から当碁会所に寄付されました。まだ格安版の出る前の時期ですから、高価なものを頂戴いたし、本当にありがとうございました!

「教室の子供たちで使って下さい。」

とのことですので、興味ある方はぜひ当教室にいらして下さいね。プロ棋士がいるようなものです。三村先生や白石先生が互先で打った碁がブログにアップされています。凄い!

日本棋院札幌南支部石山囲碁道場
公認審判員普及指導員
岩本欣也
http://www.momo21.co.jp/igo.html

天頂七序盤.jpg  天頂七20171130.jpg


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2017年11月27日

テナント募集(契約済)

◎立地
旧定山渓鉄道石切山駅(石山商店街振興会館)前
旧石山郵便局舎(ぽすとかん)横
歴史建造物に囲まれた由緒ある建物です。

◎過去利用歴
公文塾石山教室会場、布家(生地、洋裁)

◎間取り家賃
10畳、6畳、専用キッチン、専用トイレ
FF式石油ストーブ
駐車場あり
月3万円 敷金無し

◎場所 〒005-0842 札幌市南区
石山2条3丁目1番26号
石山囲碁道場二階です。玄関は共用になります。

お問い合わせ先(岩本まで)
石山囲碁道場
011‐592‐0034
iwamoto@momo21.co.jp

又は
北海道融雪研究所
011−592-0818

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2017年11月19日

囲碁書籍名作集

囲碁界、将棋界では、ネット対局、AI対局、タブレット学習とデジタル技術が隆盛となっております。そんな中碁会所の存在意義とその価値を見直すことも大切だと考えるこの頃です。

(1)碁盤と碁石を用いて人間同士が対面して対局することの喜び。
(2)静粛な中に碁石の音。よく手入れされた庭園を望みながら。
(3)囲碁雑誌、囲碁書籍を読みふける。古典や昭和、平成の名作を味わう。
(4)囲碁チャンネルを観戦する。碁仲間と検討雑談しながら。
(5)強い人に指導してもらう。囲碁人生に対する考え方を学ぶ。
(6)お茶やコーヒーを楽しむ。日常の話題で雑談を楽しむ。

今日は、当碁会所所蔵の囲碁書籍を紹介致します。特に名作と言われたものです。
どうぞ碁会所で棋書名作を学んで下さい。

日本棋院札幌南支部石山囲碁道場
〒005-0842 札幌市南区石山2条3丁目1-26
TEL 011-592-0034
http://www.momo21.co.jp/igo.html

詰碁集  江戸時代 発陽論
     昭和  前田上級詰碁  加田克司衆妙詰碁
         橋本宇太郎 五十三次、中仙道、奥の細道
     平成  張翔の詰碁  洪道場秘伝問題集

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棋書   高川囲碁読本  藤沢秀行ナダレ定石  

辞典   呉清源現代定石辞典   加納嘉徳ヨセ辞典  瀬越憲作定石小辞典
     高川秀格布石辞典    誠文堂定石小辞典  瀬越憲作呉清源手筋辞典

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2017年11月13日

高野山行中記 序 −平凡に生きたい− その2 高野山行中記 序 高野山行中記 序 −平凡に生きたい−その2

高野山行中記 序
−平凡に生きたい− その2


 今の世間を見渡すに、若いにも関わらず病気がちだったり、不平不満不安を世に訴え、社会から逃避している知人の姿はよく目にする一方で、能力のある若い優秀人たちは企業競争、組織内闘争に巻き込まれて多忙で自分を顧みる時間も取れない姿もよく目にしますし、収入もよく安定した職業についている方々は世の乱れを静観しつつ病気にならないようにささやかに目立たず暮らしている姿もよく目にします。


 「自分だけが困っている。」、「自分だけが多忙だ。」という声もよく聞きますが、世間は普通の人で成り立っていると錯覚しているようです。どの人もそれぞれに病気を持っていたり忙しかったり貧しかったり寂しかったりしています。世間は普通と思うのはもう古い時代になっているのかもしれません。かつては日本社会に世間教という生活常識がありましたが、今は「普通の人」を探すことの方が大変です。普通でないから普通に憧れる時代になっている。という言い方もできるでしょうが、であるならば平凡に生きましょう! 


 平凡な生き方はそこいら中の路傍に落ちている石のようです。見た目にはつまらないと見えてしまう石もちょっと拾ってみますとそこに宝石が隠れているものです。要は見分ける目、密教眼が大切なのです。このことはお大師さまが『般若心経秘密鍵』で「医王の目には途(みち)に触れてみな薬なり。」とおっしゃっています。ごくごく平凡な日常の中で近隣愛や家族愛が育まれていくのがとても良いですね。戦後に流行った懐かしい遊びやお菓子やお店や家電製品、そしてあの街並み。1964年東京オリンピックの年に私は小学校1年生でしたが、あの頃を思い出すと涙腺が緩みます。その8年後に札幌オリンピックが開催されました。このような育ちだからこそ、「平凡に生きたい!」という現代人の心の叫びが私には聞こえてきます。

続くー

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高野山行中記 序 −平凡に生きたい− その1

高野山行中記 序
−平凡に生きたい− その1

 私の亡き母の口癖は「平凡に生きなさい。」でした。非凡さで周囲を驚かせた幼少であったのでしょうが、天命を知る世代になりますと変わり者の人生で終わってしまうのではないかという神仏への怖れが起こり、母に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。亡くなる間際に私の瞳をじっと見つめ、「きんちゃん、宜しく頼みますよ。」と呟いた言葉には、父母が歩んだ人生のように、平凡な職業につき家庭を持ち子育てをして、ごくごくありきたりの慎ましい人生を送りなさい、祖父母や父母が築いてきた家庭を継承しなさい、という最期の愛情が篭っていました。あの母の瞳を思い出すたびに派手な人生を自省する毎日でございます。

 この本の内容は平凡な経験談を語る意図であり、読者の皆様のそれぞれの人生がつつがなく平凡ながら幸福につつまれた世界にオンリーワンの貴重なものであって欲しいとの思いから、私の高野山での体験をごくごく普通の俗人の視点から書いてみたものです。そうです。今の日本社会で最も大切な生き方、それは「ごくごく普通の生活」、「平凡な生活」だと痛感しております。

 高野山で修行する僧侶たちはスーパーマンのように法力を使いこなし、体力、知力、人脈力、あらゆるものに優れた特異な人たちであるとの誤解を解くために、あえて体験談の出版に踏み切ったと言っていいでしょう。そこで出会った人々も親がいて恋人や妻がいて子供がいる普通の家庭人ですし、人と人の感情のやりとりの中で生きているのです。

続く−

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